「すごい」 と一言では終われない修行をされた方。。。人間の限界って。。。
考えさせられる、、、
全ての修行の後に思い感じたことは
感謝の「ありがとうございます」、
反省の「すみません」、敬意の「はい」
の3つが大切だとおっしゃっています。
心を込めてすべての人に接することは難しいですよね。
自分の感情が大きく波打てば、それも然りです。
できるだけ心穏やかにあるべきではないか、と思うせのおでした。
吉野山金峯山寺1300年の歴史で2人目となる大峯千日回峰行満行を果たした、塩沼亮潤大阿闍梨さん。
1日48キロの険しい山道を毎日16時間かけて歩き、これを4カ月、定められた時期に奈良の吉野山から大峯山という標高1719メートルの山まで往復。
9年がかりの大修行。
真っ暗な午前零時に出発して帰ってくるのが午後の3時半。
その間に食べられるのは、おにぎりと水だけ。
台風の日も、具合が悪くても、5月3日から9月3日まで1日も休むことなく、歩き続ける。
だいたい1カ月目には栄養失調で爪がぼろぼろにはがれて、3カ月目には体力の限界になり、血尿が出ます。
もし途中で行をやめる場合は短刀で腹を切り、行を終えなければなりません。これを9年間続けたわけです。
そして。。。
32歳のときに「四無行(しむぎょう)」という、9日間、飲まず、食べず、寝ず、横にならずという修行も行う。
里に下りて来て
「あっ、そうだったのか!」と大きな気づきがありました。それは自分自身が嫌だと思ったら、どんなに隠しても、相手に対してどこか表情や行動、仕草などで、
嫌な雰囲気が伝わっていたのではないか。知らず知らずに相手に嫌な思いをさせていたのは、まさしく自分だったのだと、心の底から反省したのです。